【BL漫画】「手中に落としていいですか(2巻)」の感想・あらすじ【ネタバレあり】

手中に落としていいですか2アイキャッチ

本ページは画像表示のためアフィリエイトプログラムを使用しています

すわる

こんにちは! BLは電子書籍派、すわるです

この記事では、くれの又秋先生の「手中に落としていいですか」の第2巻をご紹介します。

ひとつでもグッときたらオススメ!

  • ノンケ(受)
  • 筋肉(受)
  • メガネ(受)
  • 糸目キャラ
  • 男前(受)
  • 敬語キャラ
Contents

BL漫画「手中に落としていいですか(2)」基本情報

著者くれの又秋
発売日2019年8月25日
レーベルリキューレコミックス
出版社オーバーラップ
収録・6~8話
・ドラマCDレポ
・5.5話
・7.5話
・あとがき

登場人物

攻│巳鹿島(みかじま)

年齢?歳。176cm。バイセクシャル。
ゲイAV男優専門のスカウトマンだったが、辞めて御子柴の身の回りの世話やスケジュール管理を手伝っている。
欲しいものは手に入れるまで引かず、しぶとく、往生際が悪いタイプ(本人談)。
料理好きの料理上手。

受│新田 優(にった すぐる)

26歳。180cm。ノンケのメガネ男子。
父と祖父も警察官で、幼心に憧れをいだいて警官になった。
姉が二人いる。
小説家の御子柴菊花の本は「読書用・保存用・布教用」を持つほどの大ファン。
御子柴作品の話になるとスイッチが入り鼻息荒くなることもしばしば。

巳鹿島 恵(みかじま めぐみ)

34歳。191cm。巳鹿島の従兄(いとこ)でノンケ。
普段は海外を拠点にセレクトショップの経営をしている。
圧と力が強く、おもしろそうなことに首を突っ込むことが大好き。
笑った顔が巳鹿島にそっくりで明らかに血縁者だとわかる。

有馬(ありま)

21歳。本屋で新田が偶然(?)出会った青年で、初対面のときから何かと新田に接近してくる。人懐っこい反面、腹に何か隠している様子も……?

御子柴 菊之介(みこしば きくのすけ)

年齢?歳。178cm。
ペンネーム・御子柴菊花(みこしば きっか)として活動する小説家。
巳鹿島の友人で気の置けない間柄でもある。※第2巻では、ほぼ登場なし。

あらすじ

ゲイAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)に見初められ、迫られていた警察官の新田(にった)。

一線を越えて以来、ふとした瞬間に生々しい感覚を思い出し、疼く体を持て余しては、自己嫌悪に陥っていた。

そんなある日、大ファンである小説家・御子柴(みこしば)の本を買いに書店を訪れた新田は、有馬(ありま)という一人の男に声をかけられる。

御子柴作品について熱く語る内にデジャヴを覚えるが、そこへ偶然にも巳鹿島が現れて――。

オーバーラップ公式サイト

「手中に落としていいですか」2巻の感想

すわるの率直な感想や好きなシーンを紹介します!

感想①:新キャラ続々登場! 早くも波乱の予感です……。

しょっぱなから怪しい男性A(のちの恵くん)が登場します。

冒頭、顔はハッキリ映らないけど、なんかもう背中と靴だけでセクシーですよ。

一方その頃、新田さんは本屋さんで見知らぬ男性B(のちの有馬くん)と出会うんですが、どうやらこの出会いは偶然でもなさそうな……。

あと、有馬くんの意味深な表情をとらえたコマがちらほらあります。

トラブルを運んできそうな気配がプンプンしますねぇ。

そして、丸いサングラスで登場する恵くん。

その似合いっぷりは「天ない」のマサシや「呪術廻戦」の五条悟に引けを取りません。

「天ない」マサシとは…

少女漫画の名作「天使なんかじゃない」に登場するキャラクターで、丸サングラスとハットが特徴的な画家志望の青年。
サングラスの下は優しい目をしている。

すわる

「天ない」は間違いなく名作。
だけど、今読むとキラキラで眩しすぎてメンタルやられます。
……て、なんの話?

感想②:新キャラは誰もかれもマイペースすぎんか

巳鹿島さんの従兄の恵くんは超マイペースなうえに「面白いことに首を突っ込むことが大好き」らしい。

即トラブルメーカーキャラに認定しました。

だけど、自由奔放に行動してても自分が間違ってると気付けばちゃんと謝れる

実は、まわりをよく見てる良い人なのでは!?

有馬くんは、初対面の新田さんに

話しかける

お茶して質問攻め

後日、一緒に本屋めぐり

に持ちこむコミュ力高めのグイグイ人間

人当たりがいい反面、初登場から含みのある表情が散りばめられてます。

ニコニコして会話したあとに見てないところで

すわる

「スンッ…」

みたいな。

ネタバレ感想

はじめ新田さん狙いなのかと思ってたら、まさかの巳鹿島さん狙いだった!

しかも2巻の本編さいごに「俺のこと、抱いてくれませんか」って巳鹿島さんにお願いしてるし。

ダメダメダメ! 

巳鹿島さんには好きな人いるから。

好きな人一筋だからダメですよ!

本編さいごは、めちゃくちゃ気になる場面で「(3巻に)つづく」。

ここで「つづく」は上手いなぁと、なんだか感動しました。

だって絶対3巻買っちゃいますもん。

感想③:本編3話分、エッチなし。少し寂しいけど満足!

美しいエッチシーンが見られなかったのは寂しいけど、逆に次巻への期待が高まる内容で満足でした。

「手中に落としていいですか」のドラマCDも購入済みなので、ルポ漫画での裏話を頭にたたきこんでもう一回聴き直し。

描き下ろしの2話分は、それぞれの一人エッチのお話となってます。

あとがき漫画の中で笑ったんですけど↓

くれの又秋先生

ちょっと辛抱堪らんくて…

唾液以外の体液をこの手が描きたがってて…

(中略:エッチは本編でやりたい)

でも体液…

あまりの描きたさに「体液」2回言ってる。笑

そんな先生のご希望で描き下ろしのお話が生まれたみたいですね。

先生が楽しんで作品を描いてるんだなぁと思うと、さらに親しみというか愛おしくなりました。

すわるが好きなシーン

「手中に落としていいですか」第2巻の中でわたしが特に好きなところです。

メジャーなものからマイナーなものまで。

ネタバレを含みますので、OKであればご覧ください。

ネタバレOKだったらオープン
  • 第6話。巳鹿島さんが遠くから新田さんを発見したときの会話。
    新「よくそれで分かりましたね…そんな目で…」
    巳「僕 視力は良い方なんで。こんな目ですが」
  • 第6~7話。恵くん、高身長すぎてドアの高さに勝利する。
  • 第7話。新田さんの腹筋について。
    恵「どれどれ(服をクイ)」から(巳鹿島さんが恵くんの)手をパチンするまでの流れが微笑ましい。
  • 第8話。有馬くんとお茶する新田さんの背筋が、ピンと伸びてすごくキレイ。
  • 第8話。有馬くんが巳鹿島さんを褒めたたえるセリフのバックにいる巳鹿島さん。
    どうしても玉座に座る魔王にしか見えなくて好き。

さいごに

新登場の恵くんのビジュアル大っ好きです。

目元そっくりの巳鹿島さんと区別するためなのか、泣きぼくろあるし!

最高のオプションをありがとうございます……。

高身長設定もありがとうございます……(拝)。

そして本編は、エッチシーンがないぶん新田さんの心の変化が際立つ内容でした。

うんうん、たくさん悩むといいよ。

第1巻のレビューで「エッチシーンが素晴らしい」と書いたのですが、実はくれの先生の描かれるキスシーンも同じくらい好きなんですよね。

すわる

特に、コマ送りのように動きが連続で描かれてるやつ!

わたしの中で「気持ちよさそうなキスシーンを描く漫画家さんランキング」のベスト3に入ります。

そんな魅力的なシーンを未読の方は、ぜひ「手中に落としていいですか」第2巻読んでみてくださいね。



はじめましての方も
お仲間さんの方も

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

すわる

ではでは、また次の記事でお会いしましょう♪

<おわる>

よかったらシェアしてね!
Contents